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過去編1


ボイスドラマ「過去編1」を再生する。


ぶい娘物語

過去編1

私が、少学生だった頃の思い出。
私は、本にはまっていた。
本は実に良いものだ。
本を読むたびに、私の世界が広がっていく。
そんな感覚が好きだ。

私の好みは、ファンタジックでメルヒェンなお伽話だ。
特に好きな本は、不思議の国のアリスだ。
私は、アリスになって、アリスのような体験をしたり、
アリスとは、違う行動をして、違う結末を見てみたり。
1人多役のロールプレイングゲームを永遠と考えるのが至福だ。

はじめは、それで楽しめていたが、
1人多役のロールプレイングゲームに飽きつつあるのが現状だ。
1人では、発想に限界があるし、
何より、自分の考えている通りの結果にしかならない。
予定調和である物語ほど、つまらないものはないだろう。
だから、私は、相方を探していた。
会話型RPGに憧れていたのだ。

そんな時に現れたのが、彼女だ。
彼女は、私と同じような日陰娘だった。
最も、今はそんな印象はないようだが。

図書館の住人である私。
放課後になると、まっさきに図書室へ向かい、
最も入り口から離れた指定席に腰を下ろす。
その席は、ちょうど柱の陰になっていて、人目に付きにくい。
そして、腰掛けた席の正面は、窓になっていて、その先には、校門が見える。
夕日が見える時間になると、下校する生徒の影が長く伸びて、とても幻想的に見える。
その席は、私の大好きな席だったのに。

その日は、馬鹿な男子のせいで、お別れの会が長引いてしまった。
私は、急いで図書室に向かったが、
やはり、私の指定席は、すでに誰かに取られていた。
その誰かは、その席にはいなかったが、
女性のものと見られる荷物が、その席には置いてあったのだ。
仕方がないので、その邪魔な荷物を隣の席に移動して、私は指定席に座った。
今日は、何を読もうかなと考えていると、
目の端に、とても興味深い題目が目に入った。
その本は、先程移動した荷物の中の1冊だった。
その本を手にとって、パラパラと本をめくってみると、
何やら見てはいけないものを見たようなそんな気がした。
疲れてるのかなと目をこすって、
もう一度そのページをじっと見つめてみたが、現実は変わらなかった。
そのページには、
長髪でたれ目の優しそうな女性が、
短髪の切れ長の乱暴そうな女性の上に跨っている絵が描いてあった。
私は、小さな悲鳴をあげて、汚いものに触れたかのように、その本を隅へと追いやった。
なに。なんなの。なんなのヨ。
思わずカタコトになってしまうほどびっくりした。
それは、トラウマとなって、今の私の心にも潜んでいる。
長髪の女性と短髪の女性が2人で歩いているのを見ると、
その2人はそれ以上の関係に見えてしまうのだ。
私は、もう一度、その本を手に取って、表紙を見てみた。
表紙には『不思議屋アリスの憂鬱』と書いてあった。
本のカバーをめくってみた。
カバーにあった題目とカバーの下にある題目は、全く違ったものだった。
うわあ。そこまでして読みたいのか、すごいや。
とりあえず、他に置いてあった本も、同じような擬態をしていたので、
私が責任をもって、本とカバーをわけて、横に置いといてあげた。

私は、ひと通りの作業が終了して満足したので、一足先に帰宅した。
私は知らなかったのだ。
彼女の恐ろしさを。

後日、彼女から報復を受けることになる。


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序章


ボイスドラマ「序章」を再生する。


ぶい娘物語
序章

私の名前は、ぶい娘。
遠路はるばるやってきたのだ。

ここは、日本の地方都市。
私の故郷だ。
私は、10年振りに故郷へ戻ってきたのだ。

電車の窓を開ける。
窓は、横に開くタイプではなくて、縦に開くタイプだった。
窓が大きく開け放たれ、強い風が肩をなでた。

窓の外には、広がる緑色の山々。
10年前と変わっていないようだ。
私は、帰ってきたのだ。
私の故郷に。

蘇る懐かしい記憶たち。
たくさんの記憶の中でも、最も大切な思い出。
それは、この街の、ある公園での出来事。

私には、1人の幼馴染がいた。
私は、幼少時から、引越しを繰り返していた。
だから、親友ができなかった。
彼女は、たくさんいる幼馴染の中で唯一の親友だ。

彼女は、元気にしているだろうか。
私は、元気にしていたよ。
また、会えるといいな。
また、一緒に遊べるといいな。

蝉の鳴き声が聞こえる。
うるさいなぁ。
ここは、駅から少し離れたコンビニ。
お母さんとは、ここで待ち合わせの予定だ。

我が町にもコンビニとかいう便利な店ができたんだね。
コンビニ前の郵便受けを叩いてみれば、文明開化の音がする。

お洒落な雑誌をパラパラと読んでいると、
コンビニの外で、何やら騒がしい声が聞こえた。
どうやら、1人の女性に、多くのナンパ男が群がっているようだ。
許せない。絶対に許さないよ。

私の特技を教えておこう。
それは、たぐいまれな正義感だ。
私は、正義感がとても強い。
私は意気揚々と彼らの元に近づいた。

私は、とりあえず、リーダーっぽい人に声をかけてみた。
困ってるじゃないですか。やめてあげてください。ってな感じで。
彼らは、私の方を向いて、首を上下に振りながら迫ってきた。
ひぃ!怖い。なにこれ。怖い。
やっぱりやめておけばよかった。
私は、その場をダッシュで離れた。
囲まれていた女性には、
運が悪かったと思って、彼らの慰みものにでもなってください。

「まったく。あなたは、相変わらずね。」
振り返ると、先程の囲まれていた女性が走っていた。
奥のほうを覗きこむと、ナンパ男たちが追いかけてきているのが見えた。

「こっちよ。」
女性が私の首根っこを引っ張った。
苦しい。

「ふぅ、だいじょうぶそうね。」
どうやら巻いたようだ。
彼らが見当ちがいの方向に走っていくのが見えた。

「久しぶりね、ぶい娘。何年ぶりかしら。
 ほっとしたわ。あなたは、いつだってぶい娘なのね。」
ナンパされていたのは、私の親友だった。
「走り疲れたわ。この近くにおいしいケーキ屋さんがあるの。
 ぜひ、そこで休息をとりたいわ。もちろん、あなたのおごりでね。」

私は、変わらない親友に安心感を覚えながらも、
故郷に帰ってきた実感が湧いて、
ここから始まる新しい生活に思いを馳せた。


一方その頃、駅の近くのコンビニでは。
「あの子ったら、いつになったら来るのかねぇ。」
ぶい娘の母親が、コンビニデザートを食べていた。


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